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雨降り

朝から雨が降りました。雨の日は車椅子での外出が大変ですが、しっかりしたレインウエアがあれば大丈夫です。

さっと取り出し、すぽっとかぶる。(これは晴れの日に試着だけしたときの写真ですが…)

上下に分かれたものはズボンが履きにくいのでかぶれるのが良いです。

脚が濡れないよう前身ごろは長く、背もたれの部分で生地がモタつかないよう後ろ身ごろは短くなっています。

座った姿勢での立体裁断により膝の間に雨水が溜まらないよう工夫され、反射テープがつき、etc.と車椅子での着用に適した機能がいろいろあるのです。

軽いし、蒸れないし快適です。色も鮮やかで気分も明るくなりますね。

こういうものが市販されているのは嬉しいこと。ユニバーサルデザインの考えが広がってきているのを感じます。

雨だって、車椅子だって、元気に外に出られますよ。

温かい配慮

先日訪れたギャラリーでのこと。

車を止め、入口に近づいて驚きました。「あっ、スロープを作ってくれている!!」

それほど高くはない段差でしたが、今までは誰かに手伝ってもらうことが多かったのです。

これで一人でも気軽に安全に入ることができます。

「昨日も車椅子の方が見えられてましたよ。」と主催者のおひとりが教えてくれました。

その時にオーナーさんが「こんなの、あるんやで〜」と言ってスロープを持ってきてくれたのだそうです。

いつの間に作ってくれていたのでしょうか。

私を含め何人かの車椅子の人が来るのを見て、スロープがあればいいなと思ってくれたのでしょうか。

温かい配慮に感激しました。また同時に、障害のある人がまちに出ることの大切さも感じました。

 

障害者差別解消法には合理的配慮という概念があります。合理的配慮をしないと差別になるということで、国の行政機関や地方公共団体などは義務(〜しなければならない)、民間事業者は努力義務(〜するよう努めなければならない)とされています。

法律にこの概念があるのは大きな進歩ですが、「法律があるから配慮する」のは何か違うと思います。

この人を喜ばせてあげたい、快適にしてあげたい、この人が困らないようにしてあげたい。そんな優しい思いやりの気持ちこそが大事なのです。そうしてこそ、法律は生き、そして広く受け入れられていくはずです。

温かい心遣いが胸に沁み、いろいろなことを考えた一日でした。

 

 

 

タイヤ交換

タイヤ…と言っても車ではありません。
いつも使っている白い車椅子のタイヤを交換してもらっています。
タイヤ交換
その間、前にずいぶん長く乗ってた赤い車椅子を引っ張り出してきて
使うことにしました。
私が持っている中で一番これが軽いです。重さは9.7kg。

車椅子を使っている人はおわかりだと思いますが、背もたれの角度、
座面、フットレストの高さや角度が少し違うだけでかなり乗り心地が
違います。体に合っていないと、ときには普段何気なくしていた動作が
やりづらくなることさえあるのです。

それぞれの車椅子に「もう少しここがこうだったら」と気に入らない部分はあるのですが、
この赤いのはトータルで考えるととても使いやすいいい車椅子です。
長い間乗っていなかったので、こちらも乗る前にキャスターを交換、修理してもらいました。
それも、タイヤ交換もすべて夫がやってくれます。

自分の足となる車椅子、やはり快適に使いたい。
身近に修理や微調整をやってくれる人がいることは本当にありがたいです。 

掃除機

新しく掃除機を買いました。前に使っていたものの寿命がきたので、今回は
このエレクトロラックス のです。
パッと見てデザインが気に入りました。
掃除機2 掃除機1
車椅子で掃除機をかけるのはなかなか大変。
吸引力を考えるとキャニスタータイプがいいけれど、私には難しい。
だって車椅子を動かしつつ、掃除機も動かして、コードも邪魔だし、狭いところでは
身動きがとれなくなる。なので、普段使うのはどうしてもスティックタイプになります。
お掃除中
使ってみると…ヘッド部分の動きがスムーズだし、吸引力も充分。
5時間でフル充電でき、連続使用時間は30分だとか。(強弱や条件に
よって変わると思います)
とってもいいです。
以前よりお掃除が楽しくなりました。
年をとったり障害があったりすると、お掃除も億劫なものです。
でも、よい道具は人を助けてくれます。
何を選ぶか、は大事なことですよね。

念願のエレベーター

  昨日、今日と大学の講義で岡山に行ってきました。
前期集中講義での福祉環境論。これから毎月一回のペースで出かけます。
 学生さんたちと互いに刺激を与えあい、楽しみながら講義をしたいと思ってます。
 
エレベーター完成
 
 さて、いつも利用する田辺駅にやっとやっとエレベーターができました。
交通バリアフリー法では、一日の乗降数が5000人以上の駅ではバリアフリー化が義務付けられていて、エレベーターや身障者用のトイレなどを設置しなければいけません。
(現在、交通バリアフリー法はハートビル法と統合されてバリアフリー新法となってます)

 残念ながら田辺駅は5000人の乗り降りがなく、ずーっとエレベーター無しでした。行きは一番線のホームから乗れますが、帰りは線路を渡っていたのです。
やっぱり怖いです。

 5000人の条件をクリアしたわけではないのですが、世界遺産熊野古道の玄関口ということや、地元の強い要望などのおかげでバリアフリー化されることになりました。
 先月できたばかり。できたてホヤホヤのエレベーター。

 やっぱり快適ー。あるとないとでは大違い。
 私の他にもスーツケースを持った人たちが「これ、新しくできたんだよね。いいねー」と喜んで利用してました。

 みんなにとってうれしい設備!!!です。
こういうのが増えてくれるとうれしいですね。


バリアフリー2009

 インテックス大阪で開催されているバリアフリー2009に行ってきました。第15回を迎える総合福祉機器展です。
 そのまま車椅子  電動バイク

広い会場内には福祉車両や車椅子、介護用品や住宅関連の商品などなどがいっぱい。

もちろん車椅子の人もたくさん来られてます。(うれしいけれど、車椅子用トイレは混んでるのがちょっと困る…かな)
 便利なものが増えてきているのでそれらを上手に取り入れていけば、障害を持ってても生活は楽しく豊かになるなあ…と思えます。

クッション 
 褥そう予防のためのクッション。私にはおいしそうなお菓子に見えました。


ヒョウ柄の
  ヒョウ柄の車椅子まであるんだー。私には似合わないかも知れないけど、こんなのに乗るのもいいなあ。

 ハンドサイクル
 
 私が気に入ったのはハンドサイクル。自分の車椅子に取り付けられるので手軽だし、走ると楽しい。漕ぎ始めに力がいりますが、一緒に走ってくれた男性(素敵な人です)のアドバイスを聞いているうちにちょっとしたコツがつかめ、コーナーの曲がり方もわかってきて気分爽快になりました。(うっすら汗もかいてました)
 広いところで長く漕げばいい運動になると思います。

 折りたたみ式のもの、ふだんの買い物や街乗りに使えるタイプのもの、さらにツーリングタイプ、スポーツタイプなど種類もいくつかあり、とても興味をひかれました。

 ただ値段は高いです。一番安い折りたたみタイプのものでも30万ちょっと。ちょっと高級な自転車を買うという感覚なのでしょうね。
 気分も自転車と同じ。サイクリング気分を味わえ、楽しかったです。
 
 あー、ほんとにこれ欲しいなあ。
 

 

vol. 11 ホテルにて

 夜、ホテルの部屋に戻ってから飲む冷えたビール。「プハーッ」と声に出すのはおっさんくさいかも、と思いつつ、やっぱり声が出てしまう。
仕事でも遊びでも、どこかに泊ることになるとやはり私はバリアフリーの部屋を探さなければならない。事前にインターネットで調べ、予算、場所など条件に合うところが見つかれば迷わず電話をする。そして、部屋の様子を聞くことが大事だ。たとえバリアフリーと書かれてあっても自分の障害の程度では使えない、あるいは介助を要するという場合もあるからだ。自分で聞いて確かめて、それから予約をする。
 バリアフリーに
 
 今回の東京で私が選んだのはふつうのツインルームだった。家族で泊まれてバリアフリーで、となると予算に合うところが少なかったのだ。
 良さそう、と思ったこのホテルには完全なバリアフリールームはなかった。けれど、「広めのツインルームに必要な用具を設置してお使いいただいています」とのこと。

 トイレの手すり、バスタブのトランスファーボード(移乗台)、シャワーベンチなどのことだ。これならいけそうだ。ひとりじゃないから、もしもの時には家族に手伝ってもらえるし、エキストラベッドも無料で入れてくれるというので、ここで2泊することに決定した。結果、非常に満足だった。
 バスルームの扉は横開きだし、バスタブの壁にはもともと手すりが一つついている。私はトイレの手すりとトランスファーボードだけをリクエストした。
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vol. 10 空港から街へ

 チェアウォーカーにとって、移動の手段はいつも気になるところだと思う。自家用の車で出かけることも多いと思うが、都市部ではやはり公共の交通機関を利用することになる。
 飛行機をおりたあと、都内へ移動するため、私はよく京浜急行を利用する。駅員さんの対応がよく、乗り換えもスムーズに行くからだ。
 エアポートリムジン

 けれど、今回は目的地が新宿。ならばエアポートリムジンを使おう、ということになった。実は今までこのハイデッカーのバスは避けていた。全然立つことのできない私は、人の手を煩わせてしまうからだ。
 ところが意外にも「車椅子のお客様? どうぞ、どうぞ」という対応なのである。

 
 HPには『お身体の不自由なお客様へ』という案内があり、調べてみると、エアポートリムジンには優先席というのが設けられていて、運転席の後方2列、4席は「高齢者」「身体障害者」「けが人」「妊婦」が優先的に座れるようになっていることがわかった。
 車椅子も折りたためるものならば、荷物室で預かってくれる。ただし、電動のものはバスの構造上、原則的には無理らしい。料金は身体障害者本人と介助者が半額となる。新宿まではひとり1200円のところ、600円だった。
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vol.9 GOGOチェアウォーク

 東京での旅を車椅子の視点から眺めてみる。
最近はバリアフリーがすっかり進み、チェアウォーカー(車椅子で歩く人)にとって、飛行機での移動はとても快適になった。
 機内用車椅子

 飛行機は優先搭乗で一番最初に乗り込み、降りるときは一番最後。つまり乗客の中で最も長ーく機内にいることになる。
 チェックインは早めにし、余裕を持つことが大事。飛行機の入り口までは自分の車椅子で移動し、そこからは機内用車椅子に乗り換え。
預けた車椅子
 
預けた車椅子は降りたあとすぐに返してもらえるようお願いする。クッションと車椅子にタグをつけ、荷物の引換券を落とさないように気をつけて、あとは座席でゆったり、のんびり。
 
 到着
 
客室乗務員の方はもちろん、空港でお世話してくれる方もとても丁寧で気持ちのいいサービスをしてくれる。だから飛行機の旅は好き。ホントは離陸と着陸のときにドキドキしてちょっとコワイのだけど、他の乗物に比べると乗り降りの準備に不安を感じたりすることもないし、乗り過ごす心配もない(ひょー、当たり前!)ので精神的にはラク。
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vol.8 女の子だもん

 いつからだろう。車椅子を選ぶのが楽しくなったのは。障害を持った直後は「あんなのに一生乗らなきゃいけないなんて…」と否定的な見方しかできなかった。
 けれど3台めを選ぶ頃にはパイプの色やフレームの形などにこだわり始め、4台めはパイプにきれいなミントグリーンのスパイラル模様を入れてもらい、ホイルはカーボンとかなりおしゃれなものを作ってもらった。ただ4台めは少し重かった。車への積み込みを頻繁にするので、やっぱりちょっとでも軽い方がいい。2kgの差が腕にこたえた。

 スゥアイ
 そろそろ新しいのが欲しいなと思っていたところ、「いいのが出たよ」と電話が入った。車椅子販売や修理を仕事とする友人からである。
 そして今日。見本として持ってきてくれたのを見た瞬間好きになった。
かわいいハート大小ハート大小
 今までのスポーティーなおしゃれさとは一味違う、女の子の心にぐぐっとくるデザインなのだった。
 あつかましさを承知のうえで言わせてもらうと、やはり私は女の子なのである。40代半ばだってかわいいのがいいのである。
 
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