スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

vol. 11 ホテルにて

 夜、ホテルの部屋に戻ってから飲む冷えたビール。「プハーッ」と声に出すのはおっさんくさいかも、と思いつつ、やっぱり声が出てしまう。
仕事でも遊びでも、どこかに泊ることになるとやはり私はバリアフリーの部屋を探さなければならない。事前にインターネットで調べ、予算、場所など条件に合うところが見つかれば迷わず電話をする。そして、部屋の様子を聞くことが大事だ。たとえバリアフリーと書かれてあっても自分の障害の程度では使えない、あるいは介助を要するという場合もあるからだ。自分で聞いて確かめて、それから予約をする。
 バリアフリーに
 
 今回の東京で私が選んだのはふつうのツインルームだった。家族で泊まれてバリアフリーで、となると予算に合うところが少なかったのだ。
 良さそう、と思ったこのホテルには完全なバリアフリールームはなかった。けれど、「広めのツインルームに必要な用具を設置してお使いいただいています」とのこと。

 トイレの手すり、バスタブのトランスファーボード(移乗台)、シャワーベンチなどのことだ。これならいけそうだ。ひとりじゃないから、もしもの時には家族に手伝ってもらえるし、エキストラベッドも無料で入れてくれるというので、ここで2泊することに決定した。結果、非常に満足だった。
 バスルームの扉は横開きだし、バスタブの壁にはもともと手すりが一つついている。私はトイレの手すりとトランスファーボードだけをリクエストした。
 シャトルバス
  
 新宿駅まではホテルからのシャトルバスが出ている。うれしいことにちゃーんと車椅子対応。食事に買い物に、と一日に何度も利用したけれど、毎回気持ちのいい対応だった。シャトルパス2
 
 やはりある程度いいクラスのホテルに泊まれば、快適さが違う。もちろん仕事で、ほとんど寝るだけなので安いほうがいいという場合もあるだろう。そんな時はビジネスホテルを選べばよい。ビジネスホテルの中にも、探せばバリアフリールームを備えているところがある。必要最小限の設備、部屋もコンパクト、豪華さもなく、サービスもそこそこ。でもとてもお安い。
 また、バリアフリーでなくても、部屋が車椅子で自由に動けて、パブリックスペースに車椅子用トイレがある、というのも使えないことはない。
 要は、そのときの自分に合わせたバリアフリールームを選べばよいのである。今は選択の幅も広い。ぜひ、のんびりとくつろいで飲むビールの味を(あ、ワインでもチューハイでもいいですが)、お部屋で「プハーッ」の快感を味わってみてほしい。

スポンサーサイト

コメント