温かい配慮

先日訪れたギャラリーでのこと。

車を止め、入口に近づいて驚きました。「あっ、スロープを作ってくれている!!」

それほど高くはない段差でしたが、今までは誰かに手伝ってもらうことが多かったのです。

これで一人でも気軽に安全に入ることができます。

「昨日も車椅子の方が見えられてましたよ。」と主催者のおひとりが教えてくれました。

その時にオーナーさんが「こんなの、あるんやで〜」と言ってスロープを持ってきてくれたのだそうです。

いつの間に作ってくれていたのでしょうか。

私を含め何人かの車椅子の人が来るのを見て、スロープがあればいいなと思ってくれたのでしょうか。

温かい配慮に感激しました。また同時に、障害のある人がまちに出ることの大切さも感じました。

 

障害者差別解消法には合理的配慮という概念があります。合理的配慮をしないと差別になるということで、国の行政機関や地方公共団体などは義務(〜しなければならない)、民間事業者は努力義務(〜するよう努めなければならない)とされています。

法律にこの概念があるのは大きな進歩ですが、「法律があるから配慮する」のは何か違うと思います。

この人を喜ばせてあげたい、快適にしてあげたい、この人が困らないようにしてあげたい。そんな優しい思いやりの気持ちこそが大事なのです。そうしてこそ、法律は生き、そして広く受け入れられていくはずです。

温かい心遣いが胸に沁み、いろいろなことを考えた一日でした。

 

 

 

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