なんて強い、なんて負けず嫌いなんだろうと思いました。
最重度の障害者でありながら、彼女は健常者と対等であろうと闘い、仕事に関して「私から仕事を奪うな」「受け入れられないなら自分で創る。見つけて奪う」と言うのです。
すごい人です。出会った時も驚いたけど、本を読むとますます驚かされてしまいます。
けれど、みんなが彼女のような生き方をしなくてもいい。
生まれつきの障害か中途障害か、家族、友人や地域の環境、その人の性格などなど、みんな違うからです。もっと弱くてもいいし、ふわっと生きてもいい。障害の有無にかかわらず、自分の生を大事にすればいい。
ただ、原田華代さんの負けず嫌いは間違いなく彼女の生そのもので、それを貫いているのはかっこいいなぁと思いました。
]]>更生保護の参加メンバーは4人。講堂へ入ると作業服を着た人たちに拍手で迎えられます。
私たちは挨拶をし、ハッピーバースデイの歌を歌いました。
4月生まれの人は30人ほどで、最年少22歳から最年長は81歳まで。覚せい剤や窃盗で服役している人が多いとのことでした。どこにでもいるような人たちがほとんどで、ごく普通の茶話会に見えます。紅茶とシュークリーム、エクレアでのお祝いの様子を眺めていると私たちのところにもコーヒーが運ばれてきました。
最後に受刑者代表の二人が作文を読みました。
「誕生日に家族から、ママが好きという手紙をもらいました。その手紙に恥ずかしくないような受刑者生活を送り、罪を償って帰りたいです」と。
言葉どおりに、一日も早く家族のもとへ帰って二度とここへ戻ってくることがないように…と思いました。
初めての刑務所訪問は少し緊張し、短い時間だったのに疲れました。
]]>朝から中芳養中学校と大坊小学校、昼から明洋中学校の入学式に行ってきました。
大きめの制服に身を包んだ中学生。緊張がこちらにも伝わってきます。名前を呼ばれて「はいっ」と手を上げて返事する小学生。恥ずかしそうな表情がなんとも可愛らしい。明日から楽しい学校生活を送って欲しいです。
]]>ときどきいろんな活動を見に行かせてもらっていましたが、今回は久しぶりの訪問です。
「花」「浜辺のうた」「こぎつね」など教科書に載っていた歌や「私の青い鳥」「太陽がくれた季節」など、昔懐かしい歌謡曲まで、講師の先生はたくさんの歌を用意してくれています。
大きな声で歌うのは気持ちがいい。音程をさぐりながら歌う人も、自信満々で歌う人も、みんなそれぞれ。
休憩時間には甘いコーヒーとお菓子でおしゃべりです。
「あんた、歌じょうずやのぉ」「ええ声やわ」と褒めてもらいました。
公民館での活動をみなさん本当に楽しんでいます。わっはっはーと笑いが絶えないのです。
ご近所を誘い合い、ご高齢の方たちが元気で楽しく過ごせるこんな活動を応援していきたいと思います。
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こんなお天気でみんな来てくれるかなあ、危ないから他の日にしようかなあ…と心配していましたが…
大坊会館の外は車を置く場所がなくなるくらい、そして中では履くスリッパがなくなるくらい、たくさんの人が集まってくれました。
後援会長の挨拶にも大きな拍手が送られました。彼女は小学校の時からずっと一緒の同級生です。
立候補に至った思い、これからやりたいことなどをお話しました。みなさんとても熱心に聞いて、そして温かい言葉をかけて下さいました。「がんばってよ」「応援しやるで」「体に気つけよしよ」って。本当にうれしかった。
家に帰ってから「あれ? 私、今日は疲れてたはずなのに。何か身も心もスッキリしてるなあ」と不思議な感じでした。
みなさんの温かさのおかげ。やっぱり地元はいいですね。
]]>田辺市議会議員選挙の告示日。
ようやく「私は立候補します」と言えるようになりました。
子どもたちが笑顔でいられるまち。安心して暮らせるまち。
誰もがささやかな幸せを感じられる社会をつくるため、自分にできることをやっていきたいと思っています。
選挙なんて初めて。わからないことばかりの中、たくさんの人に支えられてここまできました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
思いをかなえられるよう、健康に気をつけながら選挙戦に出発します。
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さっと取り出し、すぽっとかぶる。(これは晴れの日に試着だけしたときの写真ですが…)
上下に分かれたものはズボンが履きにくいのでかぶれるのが良いです。
脚が濡れないよう前身ごろは長く、背もたれの部分で生地がモタつかないよう後ろ身ごろは短くなっています。
座った姿勢での立体裁断により膝の間に雨水が溜まらないよう工夫され、反射テープがつき、etc.と車椅子での着用に適した機能がいろいろあるのです。
軽いし、蒸れないし快適です。色も鮮やかで気分も明るくなりますね。
こういうものが市販されているのは嬉しいこと。ユニバーサルデザインの考えが広がってきているのを感じます。
雨だって、車椅子だって、元気に外に出られますよ。
]]>1月の研究発表を私も見に行きました。近所の子どもたちがみかんについて調べたことを堂々と発表していました。
中学生は英語で発表。結構早いので、聞きとるのが大変でした。
どこの学校でもよく調べられ、おとなでさえ知らなかった地域のことを知る良い機会でしたし、またどうにかして伝統を残していきたいという気持ちになった人も多かったと思います。
発表会という形はいったん終わりということですが、記事にも書かれているように、何らかの形で活動は続けて欲しい。
ふるさとを知り、ふるさとを愛することは大切です。
人の前で発表することは子どもたちにとって大きな自信になりますし、外国の方に伝えられる喜びは英語学習のモチベーションアップにもなると思います。
]]>聞いてくれたのは全校児童と保護者のみなさん、先生方です。
低学年の子どもには1時間の話を聞くのは大変だと思います。
けれど、問いかけると口々に答えてくれたり、じーっと私の顔を見つめてくれたり、うなずいたり。こんな反応があるととてもうれしい。
この子たちがおとなになった時の未来が少しでも明るいものであるように。互いに思いやりの持てる社会であるように。
そんなことを思いながら、話しました。
「この表現でわかるかな?」「ちゃんと伝わってるかな?」
話すときはいつもそう考えます。伝えようという気持ちはとても大事。
それぞれの家で晩ご飯を囲む時、少しでも今日のことが話題にのぼってくれたら、もう最高にうれしいなぁ。
]]>第2号です。
もうすでに3号を製作中なのに…(^_^;)
やること多い〜、忙しいよ〜、などと言ってないで、ひとつひとつやっていくしかないのですね。(反省)
この号では、こんな田辺にしたいという思いを書き、出会った人から聞いた声を紹介しています。
]]>テーマは「プラス思考の生き方」です。
ひとりひとりのお客さまに対しどんな思いで接していけばいいのか、自分自身の気持ちの持ち方は…
など、たくさんのエピソードとともにお話しました。
“出会い”や“幸せのありよう”を見つめなおし、私にとってもこれからの自分を考えるいい時間でした。
第二部のキックオフパーティでは、美味しいものを食べたり飲んだり楽しく過ごしました。
そんな中、参加者の方から講演について「日頃なんとなく感じてたことを再認識できました」「明日からの仕事に活かして行きたい」などの声を聞くことができ、ほっとひと息。
さて、私もみなさんからいただいたパワーで今日もがんばります。
]]>おうちでできる簡単なごはん作りを通し、栄養や食の安全性のこと、心の成長のこと、家族だんらんのことなどを考える会です。
子ども連れの若いお母さん、お孫さんのいる女性たちとともにいろんな話をしました。
保育や教育に関わる仕事をされていた方もいて、朝ごはんを食べて来ない子ども、まともな食事は給食のみの子どもがいることなど現場での実情もお聞きしました。
安心安全なものを食べて子どもたちが健やかに育っていくのが、親の願い。けれど、さまざまな問題から現実にはそれが難しいことも多いです。
そんな中で子どもたちの食をどのように確保し守っていくか。社会全体として何をすべきか。
「小さなグループが草の根運動のようにしてできることもあるし、市や県、国レベルでできることもあるよね」
「子ども食堂が田辺でもできたね」
「子どもの貧困と学力の相関関係は…」
などなど…、おいしいものを食べながら話題がどんどん広がりました。
和気あいあいと、でも真剣に。
みなさん自分の立場でできることを考え、熱心に活動されてるなぁ〜、と感心しました。
楽しくまたとても勉強になり、よい時間でした。
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今日は庚申さんの餅まき準備でした。餅まきと言えば和歌山、和歌山と言えば餅まきですからねー。
蒸してついて丸めて並べて…役員と青年団の人たちとで、五斗つくのに3時間半以上。
肩も凝り、粉だらけになりました。
冷ましてから袋に入れていきます。鏡餅もきれいにできています。
田舎は行事が多いです。神事にまつわる行事、草刈り、親睦をはかるためのものなどなど…。
大変なこともありますが、楽しいことも多いもの。とくに若い人たちが楽しそうにやってくれているのは頼もしく嬉しいです。
地域の文化や伝統、自然を守っていくためにはみんなの協力が必要ですが、人が減り継続が難しいものも出てきます。少子高齢化が進む田舎では同じような問題を抱えているところが多いはず。
今まで続いてきたものを変えるのは勇気のいることですが、伝統を守るためには、何かを変える、省く、ということも今後は考えなければ…。「“守るために変える”んやなあ」と。つきたてのお餅入りのお味噌汁をいただきながら、そんな話もしました。
]]>細くて急な坂道、そして雨。車椅子では厳しい道のりでしたが、「行ってよかった」
演奏してくれたのは体感型フルート奏者の波戸崎操さん。ギターは蓮見昭夫さんです。
情感たっぷりで、フルートとともに全身で“演じている”という感じがしました。
ハンガリー舞曲や哀愁のカサブランカ、月の砂漠など誰もが知っている曲ばかりを演奏してくれたせいもあり、あっという間に、独特の世界に引き込まれました。
赤とんぼ、愛の賛歌などでは、感動して涙ぐんでしまった。
人の心をこんなふうに動かせるなんて、音楽の力は本当にすごい。
忙しい日々の中で、心洗われる時間でした。
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朗読グループ“さくらんぼ”さんによるものです。去年は行けませんでしたが、聴かせてもらうのは今回が2回め。
朗読を通して日本語を深く味わうことができる機会で、言葉の豊かさ、音の美しさなどを改めて感じました。
平日の昼間ですが、たくさんの人が来られていました。
自分があまり読まない分野の本でも耳で聴くと、ちょっと読んでみたいという気持ちになります。藤沢周平の小説など、「その続き、どうなるの?」ととても気になりました。
図書館でこういう催しがあるのは良いことです。朗読がきっかけで読書に興味を持つ人もいるでしょうし、図書館利用につながることもあるはずです。
たくさんの蔵書は人に読まれてこそ価値のあるもので、図書館は地域の文化的レベルを上げ、知恵を支える存在ですから。
それにしても3人とも本当に素敵な声。阿久悠詩集の中の「凛とした女の子におなりなさい」が、私は特に好きでした。
]]>サンティアゴ・デ・コンポステーラの道を歩いたお話を写真とともに紹介してくださいました。ユーモアたっぷりの楽しいお話です。
共通巡礼手帳にはスタンプがいっぱい。
熊野古道と両方を歩いた人は、古道の杉林の美しさ、ゴミがないことに感動をするのだそうです。
オーストラリアやスペインはもちろん、最近はタイやシンガポール、またフィンランドなど北欧から訪れる人も増えてきたとのこと。うれしいですね。
一方、食べるところや泊るところが少ないなどの課題もあります。
地元のおいしいものが食べられて、温泉に入れて、ゆっくり過ごせる場所を増やすこと。
また徒歩と自転車のルートがはっきりわかるような標識を作ったり、移送や荷物の搬送サービスを充実させたり、海外だけでなく国内の旅行者にもPRを強化したり…。
景観の保全とともにいろんなことを考えていけば、熊野古道はまだまだたくさんの人に来てもらえると思います。
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ここは「女性の願いを1つだけ叶えてくれる」ということで有名だそうです。
どうしても行きたい!!という、友人の強い希望で、講演の後4人で行きました。
小さな神社ですが、パワースポットとして紹介されているらしく、たくさんの人が次々とやってきます。
私が気になったのは足元。神社の境内は砂利で車椅子で入れないところが多いのですが、ここは一部分このような石畳になっていて、奥まで楽に行くことができました。綺麗な多目的トイレも境内にあります。私は静かな気持ちでお参りして、お守りも買って大満足でした。
さて、
私のまち田辺市にある闘鶏神社はつい先日、世界遺産に追加登録されました。これからますます多くの人を迎えることになるでしょう。いろいろな人が来るのです。そう考えた時、車椅子でも杖やベビーカーでも歩きやすいような配慮が必要だと思います。
バリアフリー観光、ユニバーサルツーリズムという言葉も少しずつ浸透してきました。
闘鶏神社はもちろん周辺の整備にもぜひ、こういった視点を生かしてほしいと思います。
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車を止め、入口に近づいて驚きました。「あっ、スロープを作ってくれている!!」
それほど高くはない段差でしたが、今までは誰かに手伝ってもらうことが多かったのです。
これで一人でも気軽に安全に入ることができます。
「昨日も車椅子の方が見えられてましたよ。」と主催者のおひとりが教えてくれました。
その時にオーナーさんが「こんなの、あるんやで〜」と言ってスロープを持ってきてくれたのだそうです。
いつの間に作ってくれていたのでしょうか。
私を含め何人かの車椅子の人が来るのを見て、スロープがあればいいなと思ってくれたのでしょうか。
温かい配慮に感激しました。また同時に、障害のある人がまちに出ることの大切さも感じました。
障害者差別解消法には合理的配慮という概念があります。合理的配慮をしないと差別になるということで、国の行政機関や地方公共団体などは義務(〜しなければならない)、民間事業者は努力義務(〜するよう努めなければならない)とされています。
法律にこの概念があるのは大きな進歩ですが、「法律があるから配慮する」のは何か違うと思います。
この人を喜ばせてあげたい、快適にしてあげたい、この人が困らないようにしてあげたい。そんな優しい思いやりの気持ちこそが大事なのです。そうしてこそ、法律は生き、そして広く受け入れられていくはずです。
温かい心遣いが胸に沁み、いろいろなことを考えた一日でした。
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320人の生徒さんと保護者の方、先生方の前でのお話です。早く着いたので、講演前に少しだけ授業も見せてもらいました。
すれ違うと元気にあいさつをしてくれる可愛い子どもたちです。
鳥羽市のほぼ半分が校区だというこの学校では、スクールバスのほか離島からの船通学の子どもたちがいるそうです。
私の高校時代も船通学の人がいたなあと、懐かしくなりました。
複雑で生きにくい世の中かも知れないけれど、子どもたちには明るいものに目を向けていて欲しい。
困難に出会った時は、ひととき立ち止まってもゆっくりでもいいから次の歩みを勇気を持って進めて欲しい。
出会いを大切にして欲しい。
そんな思いを込め『未来を生きるあなたへ』というタイトルでお話しました。
とても落ち着いた態度で、しっかり最後まで聞いてくれた生徒さんたち、温かく迎えてくれた先生や保護者の方たち、ありがとうございました。
]]>子育て真っ最中のお父さん、お母さんたちが熱心に聞いてくれました。
小学生の子ども相手の毎日は、たくさんのエネルギーと時間を費やし、へとへとになることも多いはず。
そんなつもりじゃないのに子どもに怒りすぎてしまったり、そのことで自己嫌悪に陥ったり。
でも同時に笑ったり泣いたり、感動が大きいのもこの時期です。
通り過ぎてしまった時間を振り返りながら、今だからできること、大切にして欲しいことなどを話しました。
つい先日「身近な大人モデルとして素敵な姿を子どもたちに見せてやって欲しい」と、私自身に言われた言葉を頭に置きながら、思いを伝えました。『おとなが笑えば子どもも笑う』という講演のタイトルにも、そんな気持ちを込めています。
子育てに関してはちょっとだけ先輩…ということで、おこがましくアドバイス的なお話もしましたが、要は「自分も今をしっかり楽しんで、それを子どもに見てもらおう。くり返される当たり前の毎日を大事にしよう」ということです。
聞いてくれた方たちの心に響くことが、一つでもあればいいな〜と思います。
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朝は30人ほどで花植えをしたそうで、私が行った午後は少人数で折り紙をしていました。
くす玉を作るため一つ一つのパーツを丁寧に折っています。私もやらせてもらいましたが、最後の一折りが難しく、手伝ってもらってやっと完成。
ここでは折り紙のほかにもお手玉や、刺し子など、手を動かすことをたくさん取り入れたり、防災や健康について学んだり、音楽会を開催したり、廃品回収をしたりと盛りだくさんの内容で運営しています。
次回は体操教室だとか。その次には防災のお話と簡易トイレの作り方、避難経路の確認などをするそうで、「終わってからおにぎり作って食べようよ」と楽しそうに計画を話されていました。
継続的に参加してもらえるよう、興味を引く企画内容を工夫されているようです。
友人や隣人を誘って人が集まり、お茶を飲んだり話をしたり。歩いて来られる所にいこいの場があるのはとてもいいこと。地域力を高める取り組みでもあり、いざという時、共助の力を発揮すると思います。
ここでも女性パワーが感じられましたが、「おもしろそうやし行きたいけど、男の人おらんからなぁ」と躊躇する男性の声にも応えられるよう、今後は男性にも参加してもらいやすい企画を考えたいとおっしゃってました。
折り紙の途中でなぜかカラオケが始まり、歌って歌ってと言われるままに、私もマイクを握り一曲歌わせてもらって帰りました。
テレサテンの『つぐない』は、真昼間の住宅地にあまり似合ってなかったなぁ。
]]>事務所のお知らせとごあいさつだけの簡単なものですが、読んでいただけたらと思います。
友人たちがそれぞれ、地図、似顔絵、レイアウトの協力をしてくれました。
今の思い、抱負などを書かせていただいています。
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日曜参観、防災炊き出しのあとの講演会は全校児童38名と保護者の方々、先生
10名の、こじんまりとしたアットホームな雰囲気で行われました。
1年生から6年生までと年齢の幅は広いけれど、その年齢なりの受け止め方や理解の仕方があります。
そして、保護者の方も一緒というのが良いなと思います。
晩ごはんの時「今日はあの人、こんな話してたねー」「何かおもしろかったなぁ」「言ってること、わかるわ〜」「お父さんはこう考えるなぁ」などなど…。何でもいいのです。
話題の一つとなり、バリアフリーとか思いやりとか、ちょっと大げさにチャレンジとか生き方の話を、美味しいごはんを食べながら、親子でわいわいとしてもらえたらと思います。
家族のだんらんの中に、私の話が少〜しだけ出てくれたら、もう充分にうれしいです。
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これは結婚式などでよく使われる決まり文句ですが、まさにこの佳き日に“囲む会”を開いてもらいました。
忙しい中たくさんの人が集まってくれ、温かい雰囲気に包まれ私は次のステップに踏み出そうとする今の思いを話すことができました。
実は、ちょっとだけ緊張してたんです。
講演の経験はたくさんあっても、やはりいつもとは勝手が違うし…。
後援会長を引き受けてくれた友人も人前で話すのは初めてで「スピーチデビュー、緊張する〜」と言っているし…。
でも結局はふたりとも、どこかから借りてきた言葉ではなく自分の言葉で思いを伝えることにしました。
かっこよくなくてもいい、思っていることをまっすぐに話せばいい、と。
『本日は、お日柄もよく』は原田マハさんが書いた小説のタイトルでもあります。
スピーチライターが主人公の話は、人の心を打つ演説、スピーチがたくさん出てきてなかなかおもしろいのですが、単にテクニック的なことではなく、人に何かを本気で伝えるときに大切なことが描かれています。
今日の私たちには「うんうん、そうだよね」と共感できる内容でした。
改めて…、
今日来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。
光がたっぷり入る新校舎。エレベーターもあり、子どもたちが学ぶいい環境になりました。
5,6年生86名と先生、合わせて90名以上のまなざしが私に向けられます。
障がいに対する理解、バリアフリー、生き方、思いやり、社会の中での自分…などを話すと
真剣なまなざしは、ときどき「へーっ」と驚いたり、「ふんふん」と納得したり、くすっと笑ったり、いろいろな表情を見せてくれます。
私はこんな場所で話をするのが好きです。
最近は「小学生のときに松上さんの話を聞きました」と立派に成長した青年に声をかけられることもあります。
社会の中心で活躍しつつある彼らの姿が、いま目の前にいる子どもたちの姿と重なります。
この子たちと将来どこかで出会ったとき、恥ずかしくない自分でいたいなあと、改めて思いました。
そして何より、やっぱり子どもたちかわいい〜、と思ったのでした。
]]>たなかの杜「フォレスクール」の実践報告に続き、大阪やしま学園高等専修学校専攻科の安達先生の講演がありました。
障害のある若者の多くが18歳で社会へ出ていきます。けれど彼らのゆるやかな成長を考えると、高等部の3年間では不十分。高校生活に慣れてやっとこれからという時に送りださなければならない現場の歯がゆさ。障害があるからこそゆっくりと教育の機会を保障したいという考えは納得できました。
それにしても、先生たちの『あきれるほど待つ』『しかけて待つ』姿勢には頭が下がります。
生徒たちの“やってみたい”という小さな好奇心を大切にし、とことん話し合わせ、最低限の手出しだけで見守る。
ゴールに至らなくてもOK。失敗や無駄も含めその過程が大切なのだと。
創作、スポーツ、マナー、レクリエーション、地域との交流などなど…
高等部のあとのプラス2年で、仲間と助け合いながら学ぶこういった体験が出来れば、きっと社会に出て働く場でも力を発揮できるのではと思いました。
誰もが一生涯学べる生涯学習の考えを持ってすれば、専攻科の設置は前向きに進めたい課題だと思います。
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市販の箱をそのまま置くのとずいぶん雰囲気が違います。
彼女は「イメージに合うと思って」と私がテーマカラーと決めた緑を選んでくれました。
室内は少しずつグリーンが増えてきました。
“色を揃える” “デザインを統一する” “イメージを共通のものにする”
これは、たとえば美しいまち並みを考えるときにも大事なことだと思います。
看板の形も色もバラバラ、ベンチやフラワーボックスの配置もぐちゃぐちゃでは美しくありません。
それぞれのお店の個性は大事ですが、○○通りは同じ木製プランターや竹矢来が並ぶとか、
△△商店街は独自の共通色看板と洒落た街路灯が目印とか、
そんなふうにしたら街や通りごとの統一された美しい景観が作っていけるのでは…などと
増えていくグリーンを見ながら考えてしまうのでした。
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講師を務めてくださったのは和歌山大学経済学部准教授の金川めぐみ先生。専門は社会保障法で田辺市男女共同参画懇話会の委員として、適切なアドバイスをくださる方です。
ほんわか、おっとり、飾らないのにとても知的。初めてお会いしたのはずいぶん前ですが、大好きな先生で、この日の講演が私は楽しみでした。
そもそも男女共同参画って何?という話からそれをめぐる国際比較データや年次推移データなどを示し、条例の必要性までをわかりやすく、話してくれました。
1999年に制定された男女共同参画社会基本法。この法律が地方公共団体に対して課している義務がずいぶん重いものだということが驚きでした。条例があることの効果は、具体的な施策を進める根拠となる、内容の継続性が保証される、苦情処理機関を作り問題解決を求めることができるなどなど、たくさんあるとのこと。
基本法だけでは不十分で、それぞれの地域の特性に合わせた条例を作ることによって男女共同参画社会をめざす施策を総合的、計画的に進めていけるのだというお話でした。
つまり…
基本法では「条例を作って進めていってくださいよ〜」と割と強い調子で言っていて、にも関わらず、和歌山県では市町村での条例制定率は全国最低!!
いちはやくプランを作っていた田辺市も条例はまだない。このまま屈するか前進するか、みなさんどうですかと問いかける形でエールを送ってくれました。
条例を作って男女共同参画社会を進めていくのは男の人にとっても女の人にとっても幸せなこと『いいとこ取りの幸せ行政』なんですよ、という先生の言葉が印象的でした。
それから…、司会の大役を無事に終えてほっとしました。(*^_^*)
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今回も楽しみです。
さて、今日は雨なので午前中は少し資料に目を通しています。
知りたいことがたくさんあるので、読みたいものもたくさんあります。
読みとって理解して、自分の中でまとめてアウトプットとなるのですが、なかなか大変。
でも大変とばかり思っているとしんどくなるので、
「台本をもらった朝ドラのヒロインもきっと同じ(読んで、納得して、表現して)だ〜」
などと勝手なことを思いながらぼちぼちやっています。
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朝から運び入れた荷物を片付けたり組み立てたり、お掃除したりと、
準備を始めています。
白を基調とした明るい室内。棚もテーブルも白です。
どんどん集まっている後援会入会申込書の整理や事務作業、打ち合わせなど、
やらなければならないことがいっぱい。
無理せず元気にがんばりたいと思います。
暑い中お手伝いしてくれた方、忙しいのに訪ねてくれた方、ありがとうございました。
きちんと片付いたら、改めてお知らせします。
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いっぱい汗をかきながら作業を終えるとパリッとしたシャツがずらり。
気持ちいい。
アイロンのいいところは、やる前と後ではっきりと違いがわかること。
「やった!」という実感が湧くことです。
家事やもろもろ、思うように進まないことが多いけれど、
たまには「今日はこれ」と決めてがんばろう!
]]>まずは私の考えを知っていただくためのリーフレット作り。こちらをお配りしています。
開いてみると、このような感じです。
車椅子でお訪ねできない場所がたくさんあります。だから私の代わりにこのリーフレットに歩いて回ってもらうのです。
旅するリーフレットです。
どうぞ手に取って読んでみてください。
後援会入会申込書も添えています。
見てみたいと思ってくださる方がいましたら、
お届けしますので、ぜひ声をかけてくださいね。
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今月始め、政治団体を設立し、これから地域社会に役立つ活動ができるよう準備を進めています。
車椅子生活を始めて28年。アメリカでの留学やカナダでの川下り、結婚、出産などを経て、さまざまな出会いのおかげで、
人権、子育て、福祉、教育などをテーマに600回を超える講演を行ってきました。さらに執筆活動や大学での非常勤講師、市の教育委員なども経験しました。
その中で、子どもたちが笑顔でいられる未来のためにできることは何か、ささやかな幸せのためにできることは何かと考えるようになりました。
やりたいことや知るべきこと、勉強すべきことがたくさんあります。そんな活動や学びについて、これから緩やかに綴っていきたいと思います。
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