出会いの一日、不注意の一日

 おととい出かけたモンベルのフレンドフェアin大阪はとても楽しかった。
久しぶりに岸和田のOさん一家にも会えたし、串本町の観光課のみなさん、そしてカヌーイストの野田さん、シンガーソングライターのリピート山中さん、などと顔をあわせた。
 モンベルグループの会長となられた辰野さんも相変わらずの元気ぶりで、なんどもステージに飛び入り参加してたし、ね。

 そしてもうひとり不思議なご縁でお会いすることになったスラニー京子さん。翻訳本の出版でオーストリアから来られてて、私はほんのちょっぴりお手伝いしただけなのにその本の最後に名前も載せていただき、できあがった本をお渡ししたいのでということで大阪で会うこととなった。
 「ちょっとお願いが」と突然オーストリアから電話があったときも驚いたけど、話をしていると、思いついたらすぐ動く彼女の行動力、情熱などにびっくり。とても魅力的な人だと思った。
 人とこんなふうに出会っていくのは本当に素敵なことだ。

さて、そんな素敵な一日を過ごした翌日、昨日私は大失敗をやらかした。
朝食のあと、片付けようとしていたパン切り包丁で右手(指3本)をぱっすり切ってしまったのだ。
痛い! よりも「筋が見えてるから縫ったほうがいいな」という夫の言葉にフーッと血の気が引いた。
 救急で病院で診てもらったのだが…
 お医者さんってスゴイ。人の指を麻酔ナシでパチパチとホッチキスでとめていくんだからなー。
 というわけで、右手が動かせないのでただ今とても不自由な状態。ちょっとした不注意がケガにつながる。気をつけないとね。

 

今日ははなくそ

 絵本 
 これとこれ読んでー、と寝る前にふたりが持ってきた本の表紙を見て思わず、笑ってしまった。 
 どっちも、はなくそほじってるじゃん。
 『はなくそ』は私が気に入って買った本。『だめだめデイジー』はこのあいだ図書館で借りてきた本。
 「こっちが右利きで、こっちが左利きやな」と言う息子。

 そうかー、今日はこんなのを読んでほしかったんだ。ま、いいでしょ。読みましょ、読みましょ。
ところが、
 『だめだめ…』のママの最初のセリフで私は笑いがとまらなくなってしまった。

「だめだめデイジー、はなくそほじっちゃ」と言うママにデイジーは「だってママだって」と答える。
  そのあとのママの言い訳が
 「あれはほじったんじゃなくて、かいただけよ」

 聞いたことがあるこのセリフ、自分も言ったことがあるような気がする…絵本のママと同じように車の中で…
 
 案の定子どもたちは
 「おかあさんもこんなに言うでなあ」と笑い転げる。
 「ちがうって!ほんとにかいてただけなんやって」
 「そんなこと言ってほじるんやろ」
 「ちがう、ちがう」
 三人で笑って笑って、なかなか次のページに進めなかった。笑いすぎてお腹が痛い。

 今日はふたりともおもしろい夢を見るかもしれないなあ。

陰性

 C型肝炎ウイルスの検査結果を聞きに行った。
私は、該当する時期、今の障害を負う原因となった事故のため手術で輸血を受けている。

 健康診断受けてるから大丈夫だもーん。と思っていたが、そこで調べてくれるのは肝機能。その数値に異常が出るということはすでに症状が出始めるということだ。
 もっと早く感染を知るには、やはりちゃんとウイルス検査を受けなければならないのだった。

 結果は陰性。
 「よかったですね。もう安心ですよ」と言われ、ほっとした。

 気にしつつも忙しいからとか、めんどうくさいからと言っていてはいけない。今は保健所でも、指定の医療機関でも無料で検査が受けられる。すごく簡単。自分が元気でいることは家族のためにも大切なのだから。

 と、えらそうなことを言っている私も、先月カヌー仲間に「検査に行かんとあかんよ」と言われてようやく重い腰をあげたのだけれど…ね。
 忠告してくれた友人に感謝!
 気になる人はすぐに行ってね。

おひなさま

 おひなさま
 このあたりの桃の節句は4月3日。お彼岸が済み、ようやくおひなさまを出した。
やっぱりいいなあ。何度見てもいいなあ。
 着物の柄も色も、お内裏様とお雛様の表情も、いちまさんの顔も、みんないい。

 今年もまたおひなさまの前で写真を撮ろう。
今までに撮った写真を見ると、変わらずそこにいるおひなさまの前で、娘だけが成長している。
 ようやく立っちができた娘、白いタイツをはいてプーと鳴るいすに座った娘、おしゃまに正座をする娘、カメラ目線でポーズをとる娘。
 今年はどんな表情を見せてくれるかな。

終了式

 終了式。今日で1年生と4年生が終わった。
 10時過ぎに「ただいまー」と帰ってきたふたりはさっそく連絡簿(通知簿?なんていうのかな?)を見せてくれた。

“よくできました”“できました”ばかりで、“もう少し努力しよう”はほとんどなかったような…
 あ! あった、あった。
 息子の生活面。「忘れ物をしない」のところに。
それは納得。朝しょっちゅう忘れ物を取りに帰ってきていたもんね。タオルとか、消しゴムとか、なわとびとか…
 先生はよく見ているのだ。
もちろん、いいところはちゃーんと評価してくださっている。ふたりともよくがんばったと思う。
 
 毎日それぞれの担任の先生と交わしていたおたより帳。ゆうべ書き終わるととても寂しい気持ちになった。いつもていねいに返事をくださったし、ほがらかで楽しくて、温かく子どもたちを見守ってくださる本当にいい先生たちだった。

 一年間ありがとうございました。おかげで二人とものびのび「学校大好き」と言いながら通うことができました。先生が好き、学校が好き、はなによりうれしいことです。

母のおはぎ

 おはぎ2おはぎ
 今年もお彼岸に母のおはぎを食べた。
いつもいつも春と秋に作ってくれる。
ちょっと柔らかめで、甘さは控えめで、とてもおいしい。
 子どもたちはいっぺんに3つくらい食べてしまう。

 うちだけでなくいろんな人に作って配り歩くので、2日に分け、朝5時頃からあんこを炊いている。多分もう何十年もそういうことを続けている。

 そろそろ規模を縮小して1回で配れるだけを作ろうかと言っているが、うちの分は来年もお願い、ね。

 でも私も甘えてばかりいないで、作り方を習っておかないといけないかな…とも思う。
でもでも、やっぱり母に作ってもらうこのおはぎが一番なのだろう、絶対かなわないだろうとも思っている。
 

卒業式

 小学校の卒業式に参加した。
うちの娘はまだ4年生なので、本来は関係ないのだが、7人の卒業生はきょうだいのように遊び学んだ子どもたちばかり。
 門出をともに祝ってあげたかった。私のほかにも数人こういう保護者がいて、卒業生の親以上にボロボロに泣いてしまった。

 人数が少ないので、ひとりひとりが6年間の思い出を語り、将来の夢を語り、親にお礼の言葉と花束を贈り(みんなお小遣いで買ったのだそう)…
 そんな時間がたっぷりあった。

 感動的な、本当にいい卒業式。これは泣かずにはいられないよ。
 よその子どもでもこうなのだから、再来年はどうなることやら。
娘に話すと「花束もらった瞬間におかあさん倒れるかわからんから、救急車呼んどこか?」だって。

 花とクマ

 今日から新しいカメラになる。前のデジカメがついに壊れてしまったので、仕方なく買ったのだが、カメラってどんどんよくなってるんだなー、とビックリ。
 「貸して」と持っていった娘にも簡単に使え、こんなにもカワイイクマちゃんが撮れました。

ドキドキ録音

 録音風景
 数日前、和歌山放送ラジオ局から小中学生の作文紹介コーナーで娘の書いた『コブラにかまれたお父さん』を取り上げたいと電話があった。
 ラジオで自分の作文が流れる。しかも自分で朗読し、スタジオで録音。

 今日がその録音日。初めてのことに娘はドキドキ緊張していたけれど、いやー、なかなか立派だったよ。全然つまることもなく、ちゃーんと最後まで読めていたもんね。

 始まる前に
「アナウンサーの人でも時々かむんやからな。言い間違いもするし、全然変気やで」
 と言葉をかけたが、それが効いたかどうかはわからない。
 
真剣な表情でマイクの前に座り、いつもの宿題の本読みと同じような調子ですらすらと読んでいた。
 そのあとのインタビューには照れながら答えていたね。(私までインタビューされるとは知らなかった)

 いろんな経験をしながら成長していってくれるのがうれしい。
 放送日は4月2日の午後2時15分頃だそう。ドキドキ待ち遠しいね。


 

静かな夕暮れ

 シルバニアで 
 学校の授業もいよいよ明日で終わり。あとは卒業式や終了式を残すのみ。ほんとうに一年があっというまに過ぎてしまう。
 
 学校から帰るなり遊びに飛び出した息子は5時のチャイムが鳴るまで帰ってこない。それまでのあいだ、遅くに帰ってきた娘はお友だちと遊んでいた。

 女の子ふたりの遊び。なんて静かなこと。

 シルバニアファミリーのお人形をいっぱい出してきて、おうちと手芸屋さんを並べ、ごっこ遊びに夢中。お買い物に出かけたり、プールで泳いだり、何枚もお洋服を着替えたり…小さなお人形を手に飽きずに遊ぶ。
 時々お菓子も食べながら、「ふふふっ」と楽しそうに話しながら笑っている。

いつまでこんなふうにお人形で遊ぶんだろうなー。
 そう思うと、この静かな夕暮れの時間がとても大切な気がした。

春のデザート

 先週に続き、阪南市での講演。このあいだはスポーツ指導者人権啓発研修会。今日は岬町と合同の事業所人権問題連絡会の研修会。
 ここに来させてもらうのはこれで3回目になる。なんだかご縁があるみたい。

 ぽんかんムース
 夕方家に帰ると冷蔵庫にうれしいものが入っていた。
お友だちが「京ちゃんちでもらったぽんかんでムースを作ったので、食べてね」と届けてくれてたのだ。
 かわいい!
うちのぽんかんもこんなふうになると高級な、オシャレな感じ。

ほんのりした酸味と控えめな甘さが口の中でふわりと広がって、とてもおいしかった。春らしいデザートだなー。
 何かとケチをつける夫も「これはうまい。合格!」と言ってました。

ありがとう。ごちそうさまでした。