お疲れさんっ

 草刈奉仕
 朝から学校の草刈奉仕作業に行ってきた。
 各家庭ひとりは出てくださいということで、ホントは役員である夫が出てくれるのがいいのだけれど、残念ながら彼は今足が悪いので代わりに私が参加。
  このあいだ仕事中に高いところから落ちてくるぶしの骨が欠けてしまったらしい。だいぶ治まってきたきたとはいえ、まだ足は腫れている。
 
 一番最初に松葉杖をついて帰ってきたときの足の腫れはひどかった。
でも、そのときの子どもたちのセリフがねー。
「きゃー、おとうさん足どうしたん。メッチャ腫れてるで。おかあさんの足みたい」
 私は骨太だし、加えていつも車椅子なので浮腫んでもいる。でも、あんなに腫れた足と一緒にされるとは…  ちょっとショックな一言でした。

 2時間半ほどの作業で学校はすっかりきれいに。
みなさん、お疲れさまでした。

次はツマグロ

 ツマグロ
 
 このあいだのアオムシくんたちがすべてチョウになり飛んでいってしまい、寂しいなーと思っていたところへ、今度は娘がおみやげに新たな幼虫を持って帰ってきてくれた。
 
 お次はツマグロヒョウモンだ。
 パッと見ると毛虫みたいだけれど、ちゃーんときれいなチョウになる。サナギなんて金色に光るんだから。
 この方はスミレやパンジーなどを好んで食される。食べるものがわかっていると飼いやすい。
 これでまたしばらく楽しめるよ。娘よ、ありがとう。


 おいもケーキ
 
 今日のおやつはおいものケーキ。さつまいもと牛乳と玉子とお砂糖を混ぜるだけなんだって。
 簡単にできるのにとってもおいしい。柔らかくてあっさりしてて…
 子どもたちはふたりとも2切れずつバクバク食べてましたヨ。

物語の楽しみ方

 トム・ソーヤー
 物語の世界を共有する中での楽しみのひとつに、自分たちだけに通じる言葉が生まれるというのがある。3日前に読み終えた『トム・ソーヤーの冒険』でも、そうだった。
決して憎めないいたずらを繰り返し、自由にのびのびと少年でいることを楽しんでいるトムを見ていると、うらやましさでいっぱいになる。そしてまた当時のアメリカは平和でいい時代だったのだなあとも思う。
 
 この物語には悪党らしい悪党、インジャン・ジョーが登場する。彼が墓荒らしの場面で、医者をナイフで刺してしまい、仲間に加わっていたポッターじいさんが酒に酔ってのびていたのをいいことに、血のついたナイフを握らせ殺人の罪をきせてしまう。
 
 それを見ていたのはトムとハックと、そして読んでいる私と子どもたちだけ。
目をさましたポッターじいさんにインジャン・ジョーが言うひとこと。
「えれえことをやったな、おめえ。なんでこんなことをしでかしたんだ」
これにはうちの子どもたち、ものすごい反応を見せた。
「って、おまえやろ。やったのは」
「ずっるー。自分でやっといて」
「えれえことって何よ、何」 
「ちゃんと知ってんねでー」

それ以来、ことあるごとに(たとえば息子が耳垢をためすぎて耳鼻科へ行くように学校から紙をもらってきたときや娘が夜遅くまで宿題するのを忘れていたときなど)、私は決めのセリフを口にする。
「おめえ、えれえことをやっちまったなあ」と。
 そこでみんなしてニヤニヤ笑う。
もちろん私が食パンをほんのちょっぴり焦がしてしまったときにも、子どもたちからそっくり同じセリフが飛んでくる。
 「おめえ、えれえことをやっちまったなあ」と。
生活の中で誰かがちょっとしたヘマをすると、やったほうは「あ、言われる!」と身構え、見ていたほうは「今やっ、言えるぞ、あのセリフ!」とニヤリとする。
 わがやは今、こんなことをして遊んでいる。自分たちだけにわかる、秘密の合言葉みたいなもの。物語はこんなふうにも楽しめるのだ。

AZコンサート

 マンドリンAZ
 友だちが出演するマンドリンアンサンブルAZ(アズ)のコンサートに出かけた。
ここ田辺での演奏会は5年ぶりだそう。
 えーっ、前に聴いてからもう5年も経つのー、とちょっと驚き。

 学生時代からのそのお友だちは寮で同室。部屋でいつもマンドリンを弾いていた。アパートに移っても隣の部屋でやはりマンドリンを弾いていた。
 
 「あの曲いいよなあ、私あれ好き。トゥルルンルンルンルンルーッていうやつ」
メロディーを口ずさむと
 「京ちゃん、ちょっと聴くだけで曲覚えるの早いなあ。音楽のセンスあるんちがう?」
 「それはない、ない」
そんな会話を交わしたのが昨日のことのようだ。 
 誘われるままに、何度もコンサートに出かけ、何度も何度も、明るい舞台で彼女が演奏する姿を見てきた。
 19の彼女も46になった今の彼女も、変わらず楽しそうに弾いていて、(もちろん時間をやりくりしての練習は大変なのだろうけれど)、生活の一部に音楽があるのっていいなあとか、楽器が弾けるのをうらやましくとか思ってしまう。

 マンドリンの音色をたっぷり聴かせるクラシックの曲に加え、ゴンチチの『放課後の音楽室』や女子十二楽坊の『自由』など、親しみのあるきれいなメロディーの曲を選んでくれていたので、とても楽しく聴くことができた。

 次の演奏会も楽しみにしてます。

ほめられた〜

ケーキ


 のびのびのお母さんたちが集まるというので、ケーキを焼いて待っていた。今日はキウイののっかったケーキ。やっぱり甘いものがあると幸せー。
キウイケーキ 
  夕方帰ってきた息子が「おいしい、これ。ほんまにおいしいラブ」と、めずらしくほめてくれた。ほめ方に力が入ってた感じ。
 
 いろいろ作るけど、子どもって普通のスポンジに生クリーム塗って、いちごとかキウイとかのフルーツのせて、というシンプルなのが好きみたい。

 「また作ってなー」と、お風呂のあとにも言っていた。ハイハイ、作りますよー。

 そうそう、のびのび会議の内容は夏のモノ作りで、流しソーメンをしようかという提案についての話し合い。竹を切って来て、上からザーッと流して…、楽しいだろうな。
 手打ちうどん体験を流しソーメンに変更!ということに決まりましたっ。

 でも、うどんはうどんで別に機会作ってやりたいんだって。
みんなやる気満々、楽しいの大好きなお母さんたちなのです。

『お月さまとゴーシュ』

 開演直前

 開演前の舞台。
子ども、おとな合わせて200人ほどがお芝居が始まるのを、ちょっとワクワクしながら待っていた。
 土曜日に行われた劇団風の子北海道による『お月さまゴーシュ』。あの宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』をもとにした作品である。

 本物のセロの演奏や、木で作った登場人物(動物)のネコやウサギやカッコウたち)が、生き生きと動き話す様子に、子どもたちはぐーんと引き込まれていった。
 笑って、拍手して、大きな声をあげて…
3人が演じる舞台はとても距離が近く、見ている子どももおとなも“みんな一緒”という親しみ、一体感がある。

 芸術の力はすごいなあ。大掛かりな装置も仕掛けも何もなくても、みんなこんなに楽しそうに笑うんだ。想像力が刺激されるんだ。

 心がたっぷり栄養を吸収し、その晩はとても気持ちよく眠りについた。
 また、子どもと一緒にいい作品を見たいデス。
 

古座川へ

 カヌー2カヌー1




 



 




 

 


 18日、子どもふたりと母とともにに古座川クリーンアップカヌーツーリングに参加した。
 水は少なかったけど、相変わらずきれいな川。ゴミもそんなに落ちてません。

 母は去年初めてカヌーにチャレンジし、今年も同じ方にペアを組んでいただいて、安心、満足のパドリング。(瀬では手を休めてるみたい。合わせて130歳コンビなのだそう)
 岸辺のゴミをいちはやく見つけ、たくさん拾ってた様子。

 カヌー3

 子どもたちは、新艇を買ったばかりのOさん一家のカヌーに乗り込み、まるでそこの家族のようなふるまい。私のカヌーには乗りに来ませんでした。

 いつも一人艇に乗る私も今回はペアを組んでくださる方がいたので、漕いでいる時間がすごく短く感じられた。

 スタート前に車のパンクというトラブルもあったけど、(助けてくれたUさん、ありがとう。)いろんな人にサポートしてもらったおかげで、今年も古座川をたっぷり楽しむことができた。
 スタッフの方はじめ、みなさんありがとう。
 また行きまーす。

“のびのび”スタート

 絵本  
 今年度の土曜のびのび教室の活動がスタートした。
初回はおにぎり作り。シラスを入れて炊いたほかほかごはんでおにぎりを作った。
 炊けるまでの時間は、外でドッジボールをしたり、絵本を読んだり。
みんなのびのびの活動にも慣れてきたので、
「誰かこの絵本、みんなに読んであげたい人いる?」と声をかけると、ハイ、ハイと積極的に手があがる。とってもいい感じ。
 今回は高学年の女の子たちに読んでもらい、2冊目を読み終えるころには、ごはんも炊きあがり!です。

 おにぎり作りいただきます
 ラップにのっけたシソご飯とシラスご飯。みんな上手ににぎにぎしてましたよ。
お腹がすいたらしく「もう食べていい?」「ねえねえ、まだ?」と、待ちきれない様子の子どもたち。
 みんなそろって「いただきまーす」

 炊きたてごはんのおにぎりはやっぱりおいしいねー。新鮮なシラスもおいしかった。
今年も1年、がんばって(いや、がんばるというより)、楽しくやりましょう。

お茶の時間

 ばな奈ばな奈2
 今日の夜のお茶の時間にいただいのはコレ。

 ありふれたおみやげなのかも知れない。
けれどこれは田舎の中学生が(ご近所の娘さん)、ワクワクしながら花の東京へ修学旅行に出かけ、少ないお小遣いの中からわざわざ買ってきてくれたものなのである。 
 
 ・おお、東京なんだ!とすぐわかる。
 ・バナナにリボンがついてるのもカワイイ。

モノレール乗って、初めてPASMO使って、電車乗り換えていろんなとこへ行って…。東京での楽しそうな様子を想像しながら、お茶とともにパクリ。思わず顔がほころんでしまう。おいしかった。

一流の店のお菓子はもちろんおいしい。でも、何を食べるかも大事だけれど、どんな状況で、どんなふうに食べるかはもっと大事!ということなんだろうね。

 Sちゃん、ありがとう。ごちそうさまでした。

飛び立つ時

 チョウに

 朝起きて飼育ケースを見てみると、最初の1匹がさなぎからチョウになっていた。
羽化するところを見たかったなー。
 でも、きれいなチョウ。羽はまだ白くて薄い。
飛び立つ

 羽の色がうっすら黄色がかってきて、しばらくすると飛んでいった。
強い風の中をがんばってヒラヒラ、ヒラヒラ。
 これを見るのが楽しみ。

 なんだかうれしい朝、なのでした。