2008.06.30 Monday
お財布
今日、新しいお財布がやってきた。
私はひとつのものを長く持つので、一昨年新しいのを買うまでは10年以上同じ黒い財布を使い続けていた。さすがにそれがあちらこちら破れてきて、ようやく柔らかい革の気に入った財布を見つけ、買ったばかりだったのである。
ところが、買って間もない一昨年の9月、夫と車で出かけた帰り、とんでもないことが起こった。
車がオーバーヒートして、夫がそれを修理中に座席の下からクーラント液が熱湯のまま、ブァッシャーっと、水柱のように吹き上げたのである。
車から降りていた私は無事だったが、うっかり車に置いていたお財布はその液をたっぷりと浴びてしまった。
ショック!!! 捨てるに捨てられず、汚らしいシミだらけとなったお財布を使い続けていたのだが、たまたまホワイトハウスコックスのいいお財布に出会った。
写真では黒っぽく見えるけど、これはこげ茶。
シンプルで、使うほどにいい味が出てきそう。
今度は大事に使おう。
ちなみに、私が夫の車の整備不良が原因で、クーラント液が吹きあげるのを見るのはこれで2回目である。(20年以上前に一度)
高速道路上でタイヤがはずれかかったこともある。ほんとにオソロシイ。
もちろん文句をぶーぶー言ったが、
「よかったなあ、人生で2回も、こんなのが見られて」と意に介さない様子である。
その後まもなく車は廃車となった。
シミのついたお財布も、そんな思い出が詰まっているので、まだ捨てずに置いておこうと思う。