響く声

 でっかい“もんじゃ”
 
 春休みの一日。子どもたちのお友だちやそのおかあさんたちを招き一緒にお昼に、もんじゃ焼きをした。デザートもんじゃまでのフルコース(?)。
 
 お腹いっぱいになったあとはお天気がいいので夕方まで外で遊ぶ。鬼ごっこに縄跳び、腕立て伏せにお相撲。
 私は行司役で、「にーし、サヨのぉ花ぁ。ひがぁーし、マコのぉ花ぁ」と呼び出しをやった。はっけよいのこったー、のこったー。いくつもの取り組みをやり、みんなぜいぜい息を切らしていた。

 夜、婦人会の用事で近所の人と会うとすかさず、「京子さんとこ今日はにぎやかだったなー。」と言われた。
 「うん。声聞こえた?」
 「聞こえたよ。相撲やろ。大勢おるのはわかったけど、一番よく聞こえたのは…」
私と息子の声だったらしい。
 これより結びのいちばーん。
 見合って見合ってー。
 押し出しでエイの海の勝ちぃー。

などなどなど、全部聞こえてたって。

 まわりはだんだん畑なので、上から下に声がよく響くのだ。真下のおうちで、みんな笑っていたんだなあ。

 ちょっと恥ずかしい一日でした。
 

ユニークなマスク

 娘の通うアトリエの作品展があった。
昨日は私の受付当番。初日なので、来てくれる人もまだ多くなかったが、その分ゆっくりみんなの絵や作品を鑑賞することができた。

 マスク
 間に合わないかも知れないと言いながら何とか仕上げたマスクはなかなか面白い作品だった。
 細いボール紙を組み合わせて、その上に新聞紙を貼って土台を作り、そこから模様、色を重ねていく。

 人の顔にも見えるし、逆さまに飾ると動物の顔にも見えるユニークなもの。家に飾るのが楽しみだ。

 未来の大坊
 
 絵は「未来の大坊」というタイトルで家のまわりの景色に、こんなのがあればいいなーと思うものを自由に加え描いたもの。タヌキやイノシシは今もいるけど、キリンやゾウも住んで欲しいらしい。お店や遊園地もあって欲しいってことね。


アクリラ
 こちら、もう1点の絵。最近娘の描く絵はどんどん細かくなってきた。家でもチマチマ、コツコツといろんなものを描いたり、切ったり、貼ったりしている。おかげで紙のゴミは多いけれど、何かに夢中になれるのっていいなと思うので、少々は許す。少々ですが…。
 
 たくさんの人の作品を見られて楽しかった。

ドリ熱

 コンサートから3日経つというのに、ドリ熱からなかなか冷めず、ときどきぼーっとしてしまう。
 一緒に行った友人も同じようなことを言っていて、車でアルバム聴いていたら道を間違えてしまったって。

 私も車で聴いてるよ。というか歌ってます。お風呂でも熱唱。
でも難しいっ。絶対歌えん。でも歌いたいっ。
 「おかあさん、もういいって」
と、娘に歌うの止められた。
 
ドリカムは20周年!! 私の車椅子歴も20年!!
 初期の頃の曲は、未来が見えなくて必死に一日一日生きてた時期、一番苦しい時期に、テレビで見たり、聴いたり、口ずさんだりしてた曲だ。
 
 今は子どもと一緒に幸せな長風呂をしながら歌ってる。
 歌の中にはそのときの自分がいる。今歌ってる歌は10年後も「娘とお風呂で笑いながら歌ったなあ」という思い出として閉じ込められてるのだろうな。

 皆勤メダル
 
 さて、今日は修了式。
ふたりとも無事に5年生、2年生を修了することができた。
 娘は欲しがっていた皆勤賞のメダルをもらい、ニコニコ顔で帰宅。
 よかったねー。

ドリカム コンサートツアー

ドリしてます?
 ドリカムコンサートツアー2009 “ドリしてます?”の初日、大阪城ホールに行ってきた。
 一緒に歌って、手をふって、泣いて、拍手して、感動に包まれた夢みたいな時間。仲良しの友だちとともにたっぷり幸せを味わうことができた。
 歌もダンスも素敵。衣装もかわいかったー。

 ドリの二人にも目が離せないんだけど、ギターがカッコ良くてドキリ!!
  ドラムの迫力にもドキリ!!

  それに観客の方にもつい目がいってしまった。新曲もたくさん歌ってくれたけれど、20年を振り返る曲がいっぱいだったので、みんなそれぞれ、ひとつひとつの曲に自分の人生の“あの頃”を重ね合わせて聴いているんだろうなー、と想像しながら。

  “生まれたばかりの子どもを抱いて聴いたなー”
  “新しい仕事を始めた時によく聴いたっけ”
  “この曲は離婚の時期と重なってたんだ”
  “彼とつき合っているときの思い出の曲だー”
  “泣いてるときにこの曲がかかってたよ”
 
 たくさんのたくさんのみんなの心の声が聞こえてくるような気がした。
そんなふうに舞台以外のことにも時々気をとられながら、会場全体の空気まるごとを楽しんだ。

 ずーっとこの場所にいたいなーと思うような感動の夜だった。
 

 

良弁椿

 奈良から11年ぶりに友だちが訪ねてきてくれた。アメリカ留学当時に仲良くなった彼がうちに来るのは3回め。
 前回は男友だちとバイクでやってきて、今回は奥さんとかわいい5歳の娘さんが一緒。お互いに家族が増え生活ぶりは変わったけれど、会うと昨日の続きのように話ができてしまう。
 これはとてもうれしいこと。
 良弁椿
 
 さて、お土産のひとつとして頂いたのがこの良弁椿(ろうべんつばき)。
 糊こぼし椿とも言われ、これは、東大寺のお水取りの時に使う和紙の椿(造花)を模した和菓子なのだそうだ。
 つまりこの時期ならではのお菓子ということ。
 
 奈良には時々行くけれど、このお菓子のことは初めて聞いた。色がきれいで形もかわいい。
 
 一緒にご飯を食べ、ちょっぴりビールも飲み、お茶とともにお菓子をいただき、幸せな夜。うちの家族も彼の家族もみんなスヤスヤ寝たようなので、そろそろ私も休みましょう。
 

失敗のわけ

 このあいだのケーキ。
 スポンジがよくなかったので、再チャレンジして今度は子どもたちと一緒に食べてみた、しかし…、やはり硬い。サービスしてバナナものせたのに。
 いちごケーキ(再)
 娘なんか「おかあさん、今日のケーキにビスケット入れた?」
などと言うぐらい。

 粉をもらってきてくれた夫も、食べてみて「おまえ、これはアカンぞ」って。
ふるい方が足りん!!!と指摘されてしまった。

 聞けばお菓子に使うこの小麦粉は、念入りに粉をふるう必要があるのだとか。
 私はいつもお手軽に粉ふるいをして、それでも普通にしっとり焼けていたので気にしていなかったのだ。

 失敗の原因がわかればもう大丈夫。
 また近々チャレンジしますよー。

春なので

  eduの原稿を出し終え、ちょっと一息つけたのでケーキを焼いた。
春のケーキ
  春なのでいちごののったケーキ。
  いちごとキウイで彩りはきれい。
 
 ちょうど製菓用の小麦粉をもらったばかりだったのでそれを使ってみた。スポンジはいつもよりきれいな感じに焼けていたけれど、食べてみるとちょっとパサッとしてたような…。
 
 小麦粉のせいか、私の腕のせいかはわからないけど、やや不満の残る出来だった。
 
 それと…
 デコレーションのセンスもいまいち。生クリームの塗り方もいまいち。もっときれいにできたらなー。
 ということで、また再チャレンジしてみようと思っている。

 それにしても、手作りというのはいろいろな欠点を補えるすごさがあるなと思った。いまいちと言いつつもみんなでワイワイ言いながら食べると不思議とおいしかった。

世界がもし…

 土曜日に『世界がもし100人の村だったら』を見てしまった。子どもたちも一緒に。
あまりにも過酷な環境で生きる少年たちを見て、心がずっしりと重くなった。
 目の前で両親を殺された子どもはうちの子たちと同じ年頃だった。
 お風呂で温まり、湯冷めしないようにと上着をはおってテレビに見入っていた娘は「なんか、さよ、悪いことしてるような気する」と言った。
 「あの子にごはんあげたい」と。
私たちが当たり前に繰り返している日々の生活はなんと贅沢で恵まれていることか。
 
 ただ、映像を見てどれだけ心を傷めても、私たちはあそこへはいけないし、代わってあげることもできない。私がたまたまいるこの場所は先進国日本で、その中での悩み苦しみ、価値観がある。彼らが劣悪な環境の中でくず鉄を売りにに行ったり、魚を売りに行ったり、地を這いながら仕事場へ通ったりするように、私にも日々するべきことがある。

 けれど「あの子たちはかわいそう。あそこに生まれなくてよかった。自分は幸せ」と、それだけで終わってしまってはいけないと思う。別の世界のことと、思考の中で線を引き、遮断してしまってはいけないと思う。

 広い世界には、内戦、殺戮、飢え、貧困などが目の前の現実として横たわり、その中で生きている子どもたちもいるということを知らなければならない。あれはリアルなんだと。
 知ることは辛い。ほんとは見たくないくらい辛い。でも辛くなって、涙が出て、居心地が悪くなって、せつなくなって…そういう心の動きは必要なことだ。
 それから先、自分に何ができるかを考えたい。募金する。多くの人に現実を伝える。ちっぽけなことだけれど、何か行動を起こしたいと思う。
 そして、あの子たちが、世界の子どもたちが幸せになってくれますように、少しでも笑える時間がたくさんになりますように…と祈るしかない。

茶話会

 参観日で学校へ。6年生を送る会を参観した後、5、6年生の保護者は茶話会に招待された。
 茶話会2

 茶話会って、なんだか懐かしい響きだなあ。私たちが子どものころにも確かにあったなあ。教室でお菓子を食べたり、お茶を飲んでおしゃべりしたりして楽しいものだった。 
 
 ここの茶話会では子どもたちが手作りのおやつを出してくれる。6年生最後の参観日のあとに招待されるのだが、人数が減ってきたため今年からは5年生も参加となった。今回はドーナツとクレープ。
 茶話会1

 いろいろな形のドーナツ、クリームやバナナを入れたクレープ。紅茶も子どもたちがいれてくれて贅沢な気分。ほんとにご招待なんだ。
 子どもたちはすっかり成長して、お茶やお菓子をサーブするのも、そして後片付けも手際がいい。6年生の3人とももうすぐお別れ。少しさみしいけれど、残りの日々を大事にね。

この勢いで

 モノは使ってこそ値打ちがあるもので、使われないモノはよくないエネルギーを発しているんだって、と聞いた。
 うちの中を見渡してみると…、あるわあるわ。
 もう着ない服、読まない本や雑誌、使わない食器、履かない靴、聴かないCD、紙類、なんだかわからない小さな部品やコードetc.
 「これは悪いエネルギーが充満してる」
ということで、この際ためこんだモノモノを片付けることにした。

 ごみ
 
 やり始めると調子に乗ってきて次から次へといらないモノが出てくる。
ここ2、3日で、燃えるゴミ50リットルが2袋、30リットルが1袋。埋め立てゴミ30リットル2袋を捨てた。本は段ボール箱1箱、雑誌も4束ぐらいを処分した。

 なんかスッキリ。
 だけど…
 気分スッキリの割には、部屋を見てもまだあまり変化はない。きっとまだまだ整理が必要なんだ。
 
 この勢いで、気分がのってるうちにがんばってもっと片付けよう。
 春休みにはあのキョーフの子ども部屋もなんとかしないと、ね。