あられおかき

 先日とーってもおいしいものをいただきました。
 
 あられおかき   ブリキ缶

東京、神楽坂 『珍味堂』の「あられおかき」です。
 なかなか買えないのだそうですよ。
 朝の10時に電話をして予約し、決められた日時に直接取りにいかなければならないのだそうです。
田舎に住んでいてはとても無理ですよねー。だから、うれしいおみやげでした。
 ていねいに包みをあけて…


角がまぁるくなっているブリキの缶も素敵です。
この缶は大事に置いておきます。

 いろいろ

素材の味がしっかり生きてるおかきです。
いろいろ入っているので、あれもこれもとつい食べすぎてしまいました。


いろいろ2

 私はこの緑色、ワサビの味のが気に入りました。
マツタケが入っていることもあるそうです。「今回はなかったかなー」と思ったら、一緒に食べた人が「今の、もしかしてマツタケのカケラだったかも」
 と言ってました。私は味わえず、です。
また食べたい!!!

乱歩にハマる


 江戸川乱歩の世界にハマりました。
小学校3年生の息子が、です。(私も娘も読んでますが)

 名探偵、明智小五郎と小林少年ひきいる少年探偵団の活躍をみんなで楽しんでます。 
  江戸川乱歩

 最初に学校の図書室で借りてきた1冊を、寝る前の読書タイムで読み聞かせたところ、「おもしろいっ」と、たちまち夢中になってしまい、それからは…

 学校でも県立図書館でも、「次はこれとこれ」と興味の魅かれるタイトルの物を借りるようになりました。
 
 読み聞かせたのは2冊ですが、あとは自分ひとりで読むようになりました。
 集中してます。

 “よろいびつ”、“女中” “錠前”など、今の生活の中ではほぼ使われないような言葉もたくさん出てきますし、“樋(とい)を歩く”、“悪漢(あっかん)のえじき”など、よみがなは書いてくれていても、理解しにくい表現もあるのです。

 だからときどき「これ、何?」と聞きに来ます。聞かずに見当をつけたり、想像しながら読んでいる部分もたくさんあると思います。
 
 読書中
 きっと時代の空気、匂いみたいなものも一緒に楽しんでいるのでしょうね。

 不気味、恐ろしい、身の毛もよだつといった表現の犯人の姿や行動が描かれていますが、昔読んだようなゾクゾクする感じは今の私には味わえません。

 それは私が大人になったせいかも知れないし、怪人二十面相などおよびもつかないほどの理解しがたい凶悪な事件が世に満ち満ちているせいかも知れない。
 
 もちろん今読んでも十分おもしろいのですが、やはり子ども時代にしか味わえない感動は確かにあると思います。

 それから、江戸川乱歩の世界が、子どもにとって「ああ、怖い」と感じられるような世の中であってほしいとも思うのです。

ハンドサイクル

 待ちに待ったハンドサイクルがついに来ました。
ドイツからはるばるやってきたんですねー。 

 ハンドサイクル 
 「よく来た、よく来た」と、箱をなでなでし…

 
 さっそく組み立てて試乗、といきたいところですが、雨です。雨。
昨日も今日も。週間天気予報を見ても、ずーっと雨。
 夫が部屋の中で組み立ててくれてたので、雨の合間を見て、とりあえず庭で乗ってみました。
 
 試し乗り
 そんなに広くないので、同じところをグルグルまわるだけです。
でも、やっぱり「楽しいっ」
   
 
 アダプター式なので、自分の車椅子に合うように微調整をしなければならないのですが、まだ完ぺきには出来てません。それも雨があがらないとねー。
 夕方、少しだけ乗ったのですが、やはりこのあと雨がこぼれてきて、あわてて中に入りました。
 
 青空の下、広いところで早く乗りたいです。

 
 
 

やなせなな さん

 シンガーソングライターのやなせななさんが、新曲のプロモーションビデオ撮影のために、うちの小学校に来られました。
 古い木造校舎の小学校を探していて、ちょうどぴったりだったので私がご紹介したのです。

 尼僧であり、シンガーソングライターでもある彼女の歌声は、聴いている私たちの気持ちを優しくしてくれます。 お人柄も素敵です。
 初対面でしたが、仲良くなれそうな感じがしました。歌っている時の姿からは想像できないくらい、お話しすると、気さくで、まるで芸人さんみたいなのです。
 
 またゆっくりお話できればと思います。


 撮影

 それにしても撮影の現場は大変です。夏でも長袖を着て、涼しい顔をしなければなりません。同じカットを何度も撮り…。カメラマンやADの方たちは汗だくでした。
 学校の子どもたちも、めったにない機会なので、少しの間だけ撮影を見学させていただきました。

 できあがりを楽しみにしてます。

ヘビにかまれる

 夕食の用意をしていると、息子が「おかあさーん、ヘビにかまれた」と帰ってきました。
びっくりして手の指を見ると、確かに歯のあとが3つ4つ残ってます。
 毒を持っているヘビだと大変です。
「なんで?どうしたん?痛い?」
 でも息子は平気な顔で、「大丈夫。もう血吸って、ペッペッて吐いといたから。いちおう熱だけ計っとこか」と言うのです。

息子が言うには
 「あのな、ヘビが壁とタンクの間に挟まって動けんようになってたからな、助けてあげよと思て、引っ張り出してん。そしたらガブッ。でもな、そのままがまんして、ちゃんと草むらの方に投げてあげた」
 とのことです。

「あかんやん。ヘビなんか触ったら。ちょっと、ほんまに毒ヘビと違うん?あっ、図鑑出して、爬虫類の」
「あっ、これやこれ。ほら、毒は無いって」
 図鑑を見て息子が指差したのはシマヘビでした。
「シマヘビだったら大丈夫や。ほんまにこの模様だったか。シマヘビは長いで。短いのは毒のヘビやからな。長かったんか?」
 「長かったよ」
 安心しました。熱もありません。


 それにしてもそんなに簡単にヘビを触るなんて、危険です。ちゃんと叱らねば…。
そんな私の思いなど気にもせず、
 「なあなあ、助けてあげたから“ヘビの恩返し”来るかなあ」なんて、呑気なことを言います。
「来るはずないやろ。ヘビ、挟まってたんと違って、涼しいところで休憩してただけと違うか。だいたい、あんた、かまれたんやろ。恩なんか感じてないで」

「そうかー、恩知らずのヘビやなあ」 
「そやな。“恩返し”と違って、“恩知らず”や。もう絶対ヘビ、触ったらあかんで」

 優しいところのある息子、でも、“恩返し”を期待する打算的なところもある息子。とにかくおもしろい子どもです。
 ひとまず、たいしたことがなくて、よかった。
  
 次は何をしでかすことか…。

日食

 なんといっても今日は日食ですよね。
のんびり構えすぎていて、日食めがねを買いに行ったらどこも売り切れになってました。

 日食めがね

 困ったなあと思っていると、娘が「貸してあげる」と、私にめがねを置いていってくれました。
その時間は学校でプール練習中で、先生が観察する用意をしてくれているのだそう。
 
 さらに、自分はまだ次のチャンスがあるけれど、「おかあさんはもうあかんやろ」と言うのです。
 これには笑ってしまいました。いやー、26年後だったら、まだ大丈夫かもよ。

 あいにくのお天気で観察はできませんでしたが、その頃は外が暗くなったような感じがします。曇って暗いのか、日食で暗いのかわからないと言えばわからないのですが…

 外の様子を見つつ、テレビで生中継も見、それから夜には特番を見て…

  図鑑
 
 さらに興味が増してきたので図鑑を引っ張り出してきて、太陽や日食、月食などのページをじっくり見ました。
 コロナ、プロミネンス、ダイヤモンドリング。一日でいろいろ学びました。

 皆既日食を生で見た人たちの感動の声をテレビ画面を通して聞いていると、自分も見たいと思ってしまいました。
 奇跡みたいな現象ですもんね。
 

岡山のおいしいもの

 大学での前期の講義が終わりました。

 今回の岡山では、先月講演でお世話になった中学校の先生方が懇親会を開いてくださって、おいしい瀬戸内のお魚のコース料理をいただきました。

 食前酒として出てきたのがこちら。
  ぴおぅね酎
 ぴおぅね酎といいます。甘くフルーティーで、とてもおいしかったです。
 
 家へのおみやげにも買いました。
 
 今回はお友だちの車に乗せてもらって行ったので、桃やぶどうも買いました。

 

 名物のえびめしもちゃんと食べてきましたよ。
  えびめしセット

 1年前と変わらずのおいしさ。欲張ってハンバーグもついているセットを頼んでしまいました。

 2日目の夜も和食。
駅の近くにある『菊正』というお店は女将さんが素敵で、お料理も素晴らしいです。
タクシーの運転手さんに「おいしいお店を教えて」と尋ね、紹介されてきたのだというカップルもいました。
 地元の人がおいしいと太鼓判を押すお店。
 次に行ってもまた訪ねたいと思います。

 おいしいものばかり食べて、少し太ったような気がします。 
 

トムは真夜中の庭で

 『時間』の不思議について考えてしまいました。

 おじさんとおばさんのアパートで夏休みを過ごすトム。ホールにある大時計が真夜中の13時を告げると、トムは不思議な庭園へと導かれます。
 あるはずのない13時に起こることは、永遠に続くのか。そこで出会う過去の人たちは誰なのか。
 
 庭園で出会う人たちには彼らの『時間』が流れ、トムにはトムの『時間』がある。トムは彼らの時間に紛れ込んでしまったのか。

 トムは真夜中の庭で
 
 ちいさな女の子ハティと庭で遊ぶトムの姿が生き生きと描かれている作品です。

 庭園の植物、木々、風景の描写が細かいので、絵心のある人ならば、文章を読むだけで、きっと素晴らしい庭園の絵が描けると思います。

 『時間』と『永遠』をとりかえようとするトムが最後に出会うのは…

 ふとしたことから日常とは異なる世界に足を踏み入れてしまう、こんな感じのお話は子どもたちは大好きです。
 
 難しいところもあるし、論理的に『時間』を考えると頭がこんがらがってきますが、6年生の娘はもちろん3年生の息子も十分楽しめました。

炊飯器

 炊飯器が壊れました。
結婚したときに買ったのは数年で壊れ、以来おばあちゃんの使っていた古い炊飯器で毎日ご飯を炊いていたのです。
 だから、大きさと言い形と言い、まったく今風のものではありませんでした。

けれど、それもついに寿命が来たのでしょう。先週の中ごろ動かなくなってしまいました。


炊飯器
 
 新しく買ったのがこれ。
商品が届くまではお鍋でご飯を炊いてました。お鍋で炊くご飯っておいしいです。

でもやはり炊飯器は要るのです。(おばあちゃんも使うので)

今の炊飯器は厚釜タイプが多いんですね。ご飯がおいしく炊けるのはわかりますが、重すぎる釜は私には扱いづらいです。

 というわけで、釜の重さもお値段もそこそこのを選びました。
まずまず満足。

 でもときどきはお鍋で炊きたいなー。

お祭り

 今日は地元の祇園神社のお祭りでした。
山の頂上付近にある小さな神社。そこに地域の人たちが集まって踊ります。

 お祭り

 おとなたちはビールやお酒を飲み、子どもたちはアイスクリームやラムネでわいわいと…。
浴衣姿の奥さまたちもたくさんいました。
 
 提灯の下、みんなで輪になって踊る踊りは3種類あって、なかなか覚えるのが大変。
練習も含め、今日で3回めなので、ようやく私も覚えました。(まわりながらは踊れないので、一か所にとどまって踊るのですが)
 地域の人たちと過ごした楽しい夜でした。

 子どもたちも疲れたらしく、帰ってシャワーを浴びるとすぐに寝てしまいました。
本の続きを読んでー、とせがんでましたが、また明日にしましょう。