お蕎麦ランチ

先日、婦人会でランチに行ってきました。
新しく会に入ってくれた人の歓迎の意味も込め、親睦のお食事会ですね。
15人がゆったりできて、美味しくて、雰囲気もよくて、と考えるとなかなか
お店選びも大変でしたが、結局お蕎麦のお店、悠卯庵に決めました。
 悠卯庵
風が強くて、のれんがバタバタ。お店の名前、ちゃんと見られませんね。

おそばランチ
こんなふうに少しずついろいろ食べられ、次にお蕎麦が出てきます。
あ、お蕎麦の写真撮り忘れました。
そば粉のプリン  
デザートは蕎麦粉を使ったプリンです。それにコーヒー。

「すごくよかったー」、「満足」と言ってくれたのでほっとしました。

そしてこの席でみんなに相談し、会から震災の義援金も送らせてもらうことに
なりました。
私はボランティアには行けません。
でも、普通の生活をしながら、できることを少しずつしたいし、ずっと気にかけて
いたいと思います。 長く、長く、ね。

 

さーたーあんだぎー

先週末の大学で、
「先生、お久しぶりです」
昨年私の講義を受講したOくんがそう言って非常勤講師室を訪ねてくれました。
9ヶ月ぶりの再会です。
さーたーあんだぎー
そして彼が差し出したのはこちら、“さーたーあんだぎー”。

春休みに故郷の沖縄に帰り、買ってきてくれたのだそうです。
大学の掲示板で今年度も私が来ることを知り、
4月には会えるかな、そう思ってくれたのだとか。
「確か先生、沖縄行ったことなかったですよね。これ食べたことありますか」って。

久しぶり家に帰り、地元の友だちに会い…
そんな中で私のことを思い出してくれた。そして、これ食べてもらおうって思ってくれた。
なんと、かわいい。
Oくんの心の中に私、住んでいるのかな、そう思うとうれしくなりました。

短い時間でしたが、今の様子とか、将来のこととか聞かせてもらいました。

うちに戻ってゆっくりお茶を淹れ、心のこもったおみやげをいただきました。
さーたーあんだぎー、素朴な味でおいしかったよ。
ありがとう。

みかんのむきかた

少し前に、おもしろそうと思って手に取った本です。
みかんのむきかた
『あたらしいみかんのむきかた』
ふむふむ、ページをめくると、ねずみ、うし、とら、うさぎ…
と、干支を中心にいろいろな動物のむきかたが写真と
解説付きで載っています。

登場するのは“むきおくん”
「ぼく、むくよ」ときっぱりと言い放ち、難しい技に挑戦していきます。
しばらくすると妹の“むきみちゃん”が「じゃ、私も」と加わり、
思いのほか高度な動物をあっさりとむいてしまいます。
“むきおくん”は闘志を燃やし、さらに難しいものに取りかかる…といった流れに
なっているのです。

「ぽく、むくよ」と言うむきおくんに対し、「むきお、あなたむくのね」と答えるおかあさん。
この会話。この絵の表情。思わず笑えます。
そしてやはりむきたくなります。

当然のごとく、わがやの“むきお”も準備を始めました。
ウマ下書き
下書きをして、ていねいにむいていきます。

しばらくののち、ウマが完成しました。うほほ、おもしろい。
ウマ完成
これからの季節、出回るみかんは夏みかんなど、皮が厚くなるので
難しいかも知れません。
でも、中には“へび”のような、わりあい簡単なのも載ってますから、
興味のある人は試してみてくださいね。 

アドベンチャーワールド2011

今年もアドベンチャーワールドへ。
ミルクタイム
開園前、パンダの赤ちゃんのミルクタイムを見学しました。
赤ちゃんと言ってもすでに体重は16、7kgあります。
哺乳瓶を上手に持って飲むこの姿がなんともかわいいです。

リニューアルオープンした『鳥の楽園』コーナーもきれいでした。
フラミンゴ

予約をしていたので、オニオオハシと記念撮影したり、
オニオオハシ

リクガメに触らせてもらい、エサをやったり、といろいろなことができました。リクガメ

娘がクラブの試合で行かれなくなったので、いただいたチケットを無駄に
しないよう、急遽ご近所さんに声をかけました。
男の子たち4人はとーってもパワフルに動き回り、ママさんたちは
少々お疲れ気味でしたが、とても楽しかった。

「おばちゃん、ぼく今日は大満足や」と、ある子が言ってくれたので
私もうれしくなりました。

みんな“作文”の宿題を残してたけど、きっといいのが書けたでしょうね。

 

山のもの

 目に映る緑が日に日に濃くなっていますね。
イタドリ
最近はいただきものの山の幸がたくさんあります。
この季節、特に好きなのはイタドリ(ごんぱちと私たちは呼びます)です。
かつおだしでサッと煮るのが(ほんとにサッ、です。)おいしい。
昨日も一昨日もこんなふうにドサッと届けてもらいました。
今日はタケノコももらいました。

こうやって山のものを食べていると、自然の力強さを感じるものです。
季節がめぐって、旬のものを囲む食卓。
家族がいて、明かりがあって、炊きたてのごはんがある。

今はそんな当たり前のことが実は幸せなのだと痛感している人が
多いのではないでしょうか。

古座川サイクリング

夫が誘ってくれ、昨日は家族でサイクリングに行ってきました。
自転車3台とハンドサイクル、車椅子を積んで車はぎゅうぎゅうですー。
サイクリング4.7
行き先は春の古座川。散り始めたものもありましたが、川沿いの桜がとても
きれい。

川岸の桜
上流から下流へ、河口近くまで行ってユーターンして、と全部で
20km以上(もっとかな?)は走ったと思います。
「おかあさん、結構速いなぁ」と息子もびっくりするぐらい、ハンドサイクルは
びゅんびゅんとスピードが出るのです。
景色を見ながら、風を全身に浴び、いい汗かいて気持ちよかったです。
ちょっと休憩
休憩してお茶を飲んだり、アイスクリームを食べたり、久しぶりの友人を訪ねたり。
なんというか…、すごく解放された感じでした。
無理やりに時間をを作ってくれた夫に感謝します。
春休みもそろそろおしまい。いい一日になりました。

 

再スタート

パソコンを開かない日が続いていました。
なんとなくそんな気持ちになれなくて…。

春の花
けれど、ふとまわりを見ると草も花も木々も光もすっかり春。
命の力強さを感じさせてくれるものがたくさん目に飛び込んできます。

私にも学校や地域での新しい役目がスタートしました。
大学での講義もまもなく始まります。沈んでばかりはいられません。

震災前と同じ気持ちではいられないけれど、でも少しずつ元気を出していきたいと
思います。
被災した人がテレビで「前に向かって進むんだ」と言っていました。

それぞれがそれぞれの形で新しいスタートを切らないといけないのでしょうね。


少し前に学校の宿題で息子が暗唱していた詩が心に響きました。
一緒に声に出して読んでみると自然と涙が出ました。

『心に太陽を持て』という詩。ご紹介しますね。

 
 

 心に太陽を持て

 あらしがふこうと ふぶきがこようと

 天には黒くも 地には争いが絶えなかろうと

 いつも、心に太陽を持て

 くちびるに歌を持て

 軽く、ほがらかに

 自分のつとめ 自分のくらしに 

 よしや苦労が絶えなかろうと

 いつも、くちびるに歌を持て

 苦しんでいる人 なやんでいるひとには

 こう、はげましてやろう

 「勇気を失うな くちびるに歌を持て 心に太陽を持て」

ドイツの詩人、ツェーザル・フライシュレン(訳・山本有三)



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